モロッコ旅行記No.14

1月22日
今日、マラケシュに戻る。

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戻るのに、キャメルマンは まだ帰るなと言う。
けんかにまでなったのに。
でも、あさって日本に戻るので今日中に帰っておきたい。
お昼すぎ、砂漠をでてエルフードへ。

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キャメルマンのお姉さんの家でタジンをごちそうになる。
女の子4人、男の子1人 兄弟を持つお姉さんは、
私と同い年。う〜ん、たくましいぜ。
ベルベル人は子供をめっちゃ持つそうです。
女の子がテラスで布切れを切ったり縫ったりして
お人形さんの服を作ってる。
よく遊び、よく笑う。
モロッコの人たちは貧しくてもウジウジしてないのがいい。
これしかないです、とパーンと笑っている陽気さがいい。
見てて、元気になる。
やさしい親切な人多いしねえ。
シンプルってほんま強くなるねえ。
モロッコは影が素敵だ。
影の形を考えて建物がつくられたような気がするくらい、
影のつき方がかっこいい。
強烈な日射しのせいもあるせいか、与えられた自然を
うまく利用してムダのない最高のアートができている。
こういう街をこういう底抜けの明るい人たちが
つくっていると思うと納得する。
ほんま素敵な国。
エルフードを夕方18:00に出発。
マラケシュまで12時間。
途中、夜中山合いをブレーキがぶっつぶれ、バス停車。
そんな時も彼らはたのもしい。
30分ぐらいで、なおった。
フー、ほんまハラハラさせるぜ。
モロッコの民営バスは、運転手の好きなテープ、CDをかけれるらしく、
今回は、後半イスラムの説法が流れた。
前に乗ったときはイスラムのコーランの歌が流れ、
それは本当に心地よかったが、今回は拡声器の説法6時間。
さすがに、マラケシュに着いた頃には、ねむいのに
心臓がバクバクしていた。
しかし、地方の空気が感じられてよかったなあ。
マラケシュ 朝の7:00着。
つかれてホテル探し、チェックイン。

つづく

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