めし

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先日 成瀬巳喜男監督の映画を見た
「めし」と「稲妻」と「流れる」 
まず タイトルがいい
決して派手でもなく華やかでもないけど
たんたんと日々の人の心情をモノクロで
ゆっくりと映し出す様と
いつの時代も変わらない人間模様に
どこか安心感を覚え
静かに熱くこころ揺さぶってくるのでありました
1950年代のモノクロの映画でありますが
とても新しさを感じるのはなんなのでしょうか
私も年を重ねているのだなあと思うのでありました

特に「めし」はいい
原 節子が美しすぎる

世の中には音楽や絵や舞台や映画
いい作品が死ぬほどあって
自分が死ぬまでどれくらいそんな作品に出会えるかわからない
見たり聞いたり幸運にも出会えた作品には
がむしゃらに感じて生きていきたいなあと思う
感じれば感じるほど
些細なことに喜びや儚さや侘び寂びを
見ることができるから
そんなことに救われたりするのだから
人間ておもしろい生き物だなあと思う

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