2008.02.08
モロッコ旅行記No.5
1月13日
9:30起床。
ガイドさんに村のじゅうたん屋に連れていかれる。
じゅうたんは買いません。
ぷらぷら歩いてもの売りの子供が素足で
リュックからカラフルな色のラクダの人形をいっぱいだしてきた。
母親がつくって、子供に売りに行かせている。
とは、言え、ラクダくんかわいいので購入。
生きていくのに一生懸命だ。
つーんと心をつかれたようだ。
キャメルマンとガイドさんと白いラクダに乗って、
ベルベル人のテントまで砂漠を渡る。
白いラクダの名前はジミ・ヘンドリックス 宿のラクダ。
めっちゃかわいい。ネバーエンディングストーリーのファルコンみたいだ。
砂漠の世界は無空間。
奥行きや高さや低さや全部の間隔がまひしてしまう。
こんな美しい世界が何千年も何億年も存在していたと思うと、
人間はなぜ生かされてるのか考えてしまう。
生まれたて赤ちゃんの肌のような砂丘。
さらさらの砂が、風がつくった波模様の上を水のように走る。
なんでかわからんけど涙がでてくる。
わけのわからん涙。
夜はテントでベルベル人とジャンベと歌セッション。
キャンプファイヤーで月が沈むのを待って、砂丘の上で星観察。
日本で見るオリオンも北斗七星も月もちゃんとあるのに、
ここでは全部生き生きして光って見える。
光ってるけど夜の砂漠はこわい。
ほんまにこわい。
ベルベル人にU・F・O 宇宙人通じない。
これが全てで生きた人は強い。
なん弱な自分にまた泣けてきた。
つづく